映画監督入江富美子のカエル通信 Vol.11

入江富美子 エッセイ 入江富美子 エッセイ

●入江 富美子(いりえ ふみこ)

大阪生まれ。服飾デザイナーとして活躍後、体を壊した事を機に癒しの世界へ転向。セラピストとして活躍する中、2006年「宇宙に感謝の量を増やす映画」『1/4の奇跡~本当のことだから~』を制作。映画監督としてデビュー作であるこの作品は全国で反響を呼び、日本だけでなく海外でも上演される。
現在4作目となる『天から見れば』が全国各地で上映され、講演に駆け巡る毎日。

ちょっぴり人生が楽しくなる挑戦を

9月にロサンゼルスに行って来ました。
今回のロスではとても素敵な出会いがたくさんありましたが、そのお一人にトシコムトーさんがおられます。
この方と出会っただけで自分の人生が開かれていくような刺激をいただいた魅力的な方です。

トシコさんの人生は「人生は片道切符」という映画になったほど、すごいのです。
トシコさんは、元々絵を描くのが大好きでしたが、大学を卒業して就職。
しかし退屈して眠くなると、ナイフで机に絵を掘り、それが社内で評判になり、みんなが見に来るようになりました。
それが、当時の「女性自身」で8年間連載された「小サナ恋人」の始まりでした。

その後、アメリカに移住されるのですが、ここからも面白い。
仕事がなくて、どうしようかなと考えている時、ウォルトディズニーカンパニーの副社長の家のアルバイトに早速応募。
即採用された仕事は、住み込みの犬の散歩係。週給75ドル。
冷蔵庫の食べ物は何でも食べていいって言われていたトシコさんは、食べてばっかり。そこで副社長に聞かれました。
「あなたは、うちにお犬番をするために来たんじゃないでしょ?」と。
そしてトシコさんは、「私は、漫画家です。ウォルトディズニーカンパニーに入りたいんです!」と伝えます。
すると、「あなたは今日でクビです。そのかわり、明日から会社に来てください」となり、 ウォルトディズニーカンパニーに採用されました。週給75ドルから 1500 ドルへアップ。
日本人で初めてディズニーに採用された方なんですよ。

トシコさんは、現在77歳。
この9月にロサンゼルスで、私の映画「天から見れば」と講演を聞いてくださり、「今日は本当に感激です。あなたから勇気をいただきました。迷っていたことがあるんですが、迷わず挑戦する勇気をいただきました。ありがとう」と私の手に頬ずりをし、喜んでくださったのです。その後一緒にお食事に行き、大の仲良しになりました。この出会いで、自分が小さくまとまっていることに気づきました。

みなさんもちょっぴり人生が楽しくなる挑戦をしちゃいましょう♪



トシコ ムトーさんの記事をスタッフ堀場のブログ「ホーリー日記」にも掲載させて頂いております。



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