【お米の話】第一話「炭水化物抜きダイエットとお米」

長田竜太のお米の話 第一話

炭水化物抜きダイエットとお米

〜 ダイエットの敵はご飯ではない 〜

こんにちは。今月より、『元氣米』を育てている私、長田竜太が、これから一年かけてお米にまつわるお話」をわかりやすく皆さんへお伝えしたいと思っております。

初回は、皆さんが一番興味のあるお話、ダイエットとお米の関係から始めたいと思います。
今いろいろな雑誌で誌面を賑わしている「炭水化物抜きダイエット」。
この炭水化物の代表格がご飯ですから、炭水化物抜きダイエット=ご飯抜きダイエットという風に捉えている方が多いみたいです。

ここで脂肪が身体に蓄えられる基本的なしくみを押さえる必要があるのですが、炭水化物は消化吸収されると「糖」に変わります。
そうすると血糖値が上昇し、その血糖値を下げようとインスリンが分泌されます。
このインスリンが余分な糖を脂肪に変え、身体に蓄えられることが「炭水化物は太る」という理論です。

ご飯はその80%が炭水化物です。
他は水分が15%、タンパク質が5%という構成ですが、ご飯はパンとは大きく異なる点があります。それは粒で食べるという点です。

ご飯は粒で食べることによって消化吸収がゆっくり行われ、急激な血糖値の上昇がないためインスリンの分泌が少なく、脂肪に変換されにくい炭水化物なのです。
また、ゆっくり消化されることで胃の滞在時間が長く、空腹感を感じないことも重要な点です。
ダイエットの大敵である間食をしなくて済みます。

さらに、ご飯一膳と食パン2枚はほぼ同重量ですが、カロリーはご飯の方が低く、ジャムやマーガリンなどを使用すれば明らかにパンの方が高カロリーになるのです。
また、炭水化物から変換される糖は脳にとって唯一の栄養源です。
朝ご飯抜きだと脳は糖不足になり眠気やだるさを感じたりします。

さらにご飯抜きダイエットが加速されると、肝臓に蓄えられているグリコーゲンが少なくなり、身体は脳の働きを優先するために他の臓器や筋肉の動きを抑制するようになり代謝が悪くなります。
ご飯抜きはまさにダイエットに逆行する行為です。

そもそも世界的に見ても永きに渡りお米を食べている民族は他の民族に比べてとてもスリムですし、日本では50年前のお米の消費量は約半分になりましたが、肥満度は大きく上昇しております。

初回はダイエットの敵はご飯ではないというお話しでした。

枠を超え、お米の可能性を探求し続ける『日本一の米作り職人』。

長田 竜太
おさだ りゅうた

おさだ農場 農場主
(有)ライスクリエイト 代表取締役
日本キヌカ(株) 代表取締役

『元氣米』の生産者、長田竜太さんは、1964年、石川県小松市に農家5代目次男として生まれ、家業のお米づくりを引き継ぎました。
が、長田さんの活動は農業にとどまらず、お米の機能性を生かした『玄米ギャバ濃縮粉末』や、米糠を主原料とした住宅用自然塗料「キヌカ」を開発。数多くの賞を受賞するほど幅広く活躍されています。
そして地域ではPTA会長も歴任。そのPTAもまた「文部科学大臣賞」を受賞されるなど、お米づくりから広がる長田さんの活躍は教育の現場にまで及んでいます。
さらに現在は、経済産業省中部経済産業局農商工連携事業評価委員、農林水産省農林水産技術会議専門委員、日本農業経営大学校特別講師を務め、各方面での講演活動も積極的にこなされています。

元氣米の成長ブログ「おさだ農場 元氣米通信」//ameblo.jp/osada-farm

 

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