【河の流れのように】第8話 世界への自由な拡がりを委ねて。

河の流れように

記念すべきTAKEFU第1号商品のボディタオル(ノーマル)を発売したのが2001年の秋。
それから今日の2016年に至る15年のもの作りの歴史。
さあ記憶を紐解きながら遡上の旅を始めてまいりましょう!

開発者 相田雅彦のTAKEFU(竹布)製品開発の軌跡【第8話】

世界への自由な拡がりを委ねて。

■TAKEFUブランドの誕生

2016年10月12日、この日は私がTAKEFU SHOWROOM in NY. ニューヨークでのTAKEFUショールームオープン準備の為に米国に向け旅立つ日です。

代替医療の世界にTAKEFUを伝える為に、その先進の国々への窓口として選んだのがフランスのパリ。

ショップのオープンを2017年9月にイメージしていましたが、それに先立ち米国ニューヨークの中心であるマンハッタンにご縁を頂きました。

これから先は米国から欧州という展開になるに違いありません。
今年、2016年はTAKEFUが海外へと巣立っていく、大変重要な年となります。

そして「河の流れのように」も、2007年へと年を刻んでまいります。
この2007年は製品もさることながら、「TAKEFU」というアルファベット表記のブランド名が決定した年でもあります。

それまでの「竹布」という漢字をメインとした表記をアルファベットにすることで、TAKEFU自身に世界への自由な拡がりを委ねるという形になったのです。

製品もさらに深まりを見せ、ベア天竺というTAKEFU95%、ポリウレタン5%、伸縮性のあるインナー生地が完成しました。

製品としては『八分袖インナー』『タンクトップ』『キャミソール』の3点です。

ここでもTAKEFUが要求したこととして、それまでは『Tシャツ』『ソックス』に於いてナチュラルとブラックの2色展開だったところに、桜色のピンクが加わりました。

それ以降も、そしてこれからも重要な意味を持つTAKEFUに於ける桜色(ピンク)のデビューでした。

この年には、前年に発売したリブ編みの『おやすみソックス』と同じ編み組織で作る『ニットマフラー』もありました。その製品開発のきっかけになったエピソードがあります。


私たち大人はソックスと言われると足に履くものだという固定観念があります。

しかし子どもは違います。
子どもは心地良さという本能に従い行動するのです。

ある時、会社に子ども連れでいらしたお客様に『おやすみソックス』のお話をしていたところ、横に座っていた娘さんが、このソックスに触れた瞬間、「きもちいい~!」とマフラーのように首に巻かれたのでした。その時の嬉しそうな笑顔が開発のヒントになりました。

「きもちいい~!」。
TAKEFUの秘密を解き明かす最も重要なキーワードがこの言葉なのです。

この2007年の12月には、10年近く経過した今でも、再生産を切望されている伝説の製品があります。
それが「慈布シリーズ」。

このお話は次回に致します。
ご期待ください。

相田 雅彦 株式会社ナファ生活研究所代表。相田 雅彦(そうだまさひこ)

㈱ナファ生活研究所代表。
竹布(TAKEFU)の開発者。大学卒業後、フリーの美術記者として作家の取材をしているうちに、モノづくりの厳しさに感動。その世界に身を投じて四半世紀が過ぎる。
常に心がけてきたのは「純粋な魂の表現」。
竹繊維の開発を始めてからは他の仕事を一切やめ、竹の心に耳を傾けることに専念する。

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