スポーツ文化

ほっとメッセージ 『スポーツ文化』

株式会社プロ・アクティブ 代表 山口哲史(ニックネーム/ガッツ)

日本のスポーツ界に、長きにわかり続いたスパルタ的修練法。

暑中お見舞い申し上げます。

照り返す日射しの暑さで目がくらみ、汗だくで仕事をしていると、時折、学生時代の夏の合宿を思い出します。中学はサッカー、高校は野球、大学はアメリカンフットボール。

夢中で球を蹴り、打ち、追いかけて捕る・・・という球技に明け暮れていた毎日でしたが、夏が来る度に憂うつになったものです。

今から30~40年前のクラブ活動は、練習中には水を飲んではダメ。
過酷な練習で倒れた人は「根性なし」のレッテルが貼られるなど、今から考えてもゾッとするような指導方法でした。

それが夏の合宿ともなれば、炎天下の早朝、午前、午後の3部練は当たり前でしたので、1週間近い合宿期間中は、体力、気力、環境ともに、まさに毎日が地獄?のような状況でした。

そんな極限の中で、心、技、体を修練するのが当時の日本のスポーツ文化の考え方でしたので、多少の違和感は持ちながらもそれを受け入れ、折れそうな心と壊れそうな体を奮い立たせながら、毎年の夏合宿を何とか脱走、脱落せずに乗り越えていった記憶があります。

「巨人の星」「アタックNO.1」「タイガーマスク」など、スポーツ根性もののマンガで育った私達の世代は、スポーツは楽しむべきものというよりも、苦しさの中から這い上がりヒーローになっていくものというイメージしかありませんでした。

当時は、コーチングやスポーツ心理学もなかったので、指導者からの理不尽な指導は当たり前で、褒められた記憶はあまりありません。

ケガをしながらそれを隠して練習するのは普通で、大学2年の時に脱臼しながら、ろくに手当てもせずに練習をし続けた右手の小指は未だに曲がったままですし、左手の小指の関節も外そうと思えば外せます。

名誉の負傷だと言って、昔話に花が咲いた時などに人に見せることもありますが、見た人は目が点になりますので、嫁さんには「それだけは見せないで」と真顔で注意されます。

振り返れば、日本のスポーツ文化は、柔道、剣道など日本古来の道を極めるという厳しい修練法が、明治~大正~昭和という激動の歴史の中で、強い軍隊、軍人を作るための修練法と結びつき、知らず知らずのうちにスパルタ方式の修練方法へと変化していったのだと思います。

これはもしかすると、スポーツの枠だけにとどまらず、文化系のクラブや、もっと根っこの教育体系そのものに、このスパルタ的修練法が染み着いていったようにも思えます。
自分の意思はさておいて、「親が言うから、指導者が言うから」と何となくやり始め、自分を押し殺しながら、親や指導者、学校、団体などのために厳しい練習を耐えトップを目指す・・・。全てではありませんが、そんな環境、流れが日本のスポーツ界の「空気」として、長きに渡り続いていたように思えます。

自分から求め、楽しみ、遊びの中から競争心が芽生える...。
海外の選手との間には、長年なかなか越えられない大きな壁が。

そうした環境下で、日本では十数年前まで、トップクラスの選手になって世界に出ても歯が立たず、すぐに帰国して帰ってくるということが認め難い事実でありました。

それは日本の歴史的な環境や文化、教育などがマイナスに出た場合。例えば、島国、鎖国、村社会、縦社会、農耕民族など、競争の少ない内弁慶の温和な性質などが要因しているのかもしれません。

自分から求め、好きでそのスポーツを楽しみ、遊びの中から競争心が芽生え、闘争心をむき出しに、ズル賢さも体得しながら、戦略的かつ緻密に頂点を狙う海外の選手との間には、長年なかなか越えられない大きな壁があったのも事実ですし、残念ながら未だにあるのも現実です。


日本では、スポーツはアマチュアリズムを大切にして、それでお金を稼ぐことや指導で対価を得ることはネガティブに捉えられてきたところがあります。

ビジネスになりにくかったり、システムとして運用されていくことが国全体で遅れをとっていました。

が、東京五輪が召致されたことでスポーツ庁もでき、ようやくスポーツ文化が大きく変化する兆しが出てきています。

遠慮せず、自分を信じて体を張る。
その夢中の必死さ、勤勉さが伝説のゴールに。

今月から待望のリオ五輪が始まりますが、今のスポーツの多くは、大英帝国が世界を席巻していた19世紀に貴族の遊びの中から生まれた競技の「種」が、アフリカ、アメリカ、オーストラリア、インドなど植民地の人々の楽しみとして広がっていったという歴史があります。

サッカー、ラグビー、テニス、ゴルフ、水泳、卓球、シンクロナイズドスイミングなどはイギリスが発祥の地。野球、バスケ、バレーなどはアメリカが発祥と言われていますが、大人の遊びの中からルールやシステムが生み出され、競技へと進化していきました。

やる方も観る方も支える方も、楽しむ中から文化が芽生え、それが様々なスポーツビジネスやコミュニティ形成へと発展し、地域文化や国技を生み出していきました。


日本では国が動き出すずっと以前に、野球では野茂選手やイチロー選手、サッカーでは中田英寿選手達が誇るべきパイオニアとなり、海外のスポーツ文化の扉を開き、その大いなるチャレンジから、日本のスポーツ界にも世界に通用するアスリートが次々に現れ出しました。

今年のイギリスサッカーのプレミアムリーグで、世界を大感動させたレスターの岡崎選手の攻守に渡る大活躍の働きは、日本人トップアスリートの象徴として世界から絶賛されました。

遠慮せず、自分を信じ、何を言われようとただひたすらゴールを狙う、敵からボールを奪い、味方の守備を助け、ゴールにつなげる。

そのために戦力的、戦術的に自分に求められていることをいつも考えながら体を張ってゴールを狙う・・・。

その夢中の必死さ、勤勉さが世界を驚かせた伝説のオーバーヘッドキックのゴールへとつながっていったのだと思います。

リオ五輪の日本代表選手たちは、岡崎選手のような大活躍を励みに、日の丸を背負うという重みを誇りと勇気に変え、技を磨き、記録を伸ばし、ライバルと切磋琢磨し合いながら、ケガやスランプを乗り越えて、その座を勝ち得ました。

その自信と、お世話になってきた方々への感謝をエネルギーに変えて、人生最高のベストパフォーマンスを発揮し、自分もまわりも感動する様な五輪を楽しんできて欲しいものですね。

「世界一になる人は、世界一練習している人」とは、体操日本代表キャプテンの内村航平選手の座右の銘。

前回大会の無念の悔しさをバネにした彼のリオ五輪に臨む心境は「無心・無欲」。
全てをやり切った日本人らしい無心、無欲で団体の金を日本へと持ち帰ってきて欲しいものですね。

ん?これも欲か?(笑)。

願晴れ、日本!!
暑さを忘れて、皆で夢中で応援しましょう。

Guts

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