【お米の話】第三話 玄米食は骨に良い

長田竜太のお米の話 第三話

玄米食は骨に良い

〜 女性に大事な栄養素「マグネシウム」 〜

ランチなどで白米と玄米を選べるようなお店も増え、特に女性に人気の玄米食。

今回はその「玄米」についてのお話です。

白米は、漢字を左右入れ替えると「粕(かす)」になります。この漢字の通り、白米には数パーセントの栄養素しかなく、精米して取り除かれた「糠(ぬか)」の方に90%以上の栄養素が含まれているのです。

お米の栄養を丸ごと摂れるのが「玄米」。栄養分がとても豊富なことは皆さんご承知の通りですが、私たちの身体にどのような成分がどのように役に立っているのかは、あまり知られていません。
そこで、玄米の栄養成分の中でも、特に女性に大事な栄養素についてお話しします。

その栄養素はミネラル成分の一つ「マグネシウム」です。

丈夫な骨を作るためには昔からカルシウムと摂ることがとても大切だと言われてきましたが、実は同時にマグネシウムを摂らないと丈夫な骨ができないことが解ってきました。

実は私たち日本人の食生活においてマグネシウム供給源は玄米だったのです。にがりで固めたお豆腐も海のミネラル成分マグネシウムが含まれています。

かつての日本人は、玄米(マグネシウム)に豆腐(マグネシウム)の味噌汁、そして「めざし」(カルシウム)の朝食で、丈夫な骨を作っていたのです。

じゃあ米を食べない欧米人はどうして丈夫な骨を作っていたか?と言うと、乳製品であるチーズやバターでカルシウムを摂り、マグネシウムは水から摂っていたと思われます。欧米の水は硬水でマグネシウムが豊富に含まれているからです。(日本の水は軟水で、マグネシウムはほとんど含まれていません)

身体からマグネシウムが不足すると身体は警告を出します。それが偏頭痛です。若い人に偏頭痛が多いのは、加工食品やインスタント食品ばかりの食生活で、マグネシウムをちゃんと摂ることができないからだとも言えます。現在では、医療機関でも偏頭痛に有効な治療薬としてマグネシウムが使用されています。

お米を主食として食べ始めてから2300年あまり、その中で現在のような真っ白な白米(粕)を食べるようになったのはごくごく最近のことです。

玄米食に見直すことで骨が健康になる、というお話でした。

枠を超え、お米の可能性を探求し続ける『日本一の米作り職人』。

長田 竜太
おさだ りゅうた

おさだ農場 農場主
(有)ライスクリエイト 代表取締役
日本キヌカ(株) 代表取締役

『元氣米』の生産者、長田竜太さんは、1964年、石川県小松市に農家5代目次男として生まれ、家業のお米づくりを引き継ぎました。
が、長田さんの活動は農業にとどまらず、お米の機能性を生かした『玄米ギャバ濃縮粉末』や、米糠を主原料とした住宅用自然塗料「キヌカ」を開発。数多くの賞を受賞するほど幅広く活躍されています。
そして地域ではPTA会長も歴任。そのPTAもまた「文部科学大臣賞」を受賞されるなど、お米づくりから広がる長田さんの活躍は教育の現場にまで及んでいます。
さらに現在は、経済産業省中部経済産業局農商工連携事業評価委員、農林水産省農林水産技術会議専門委員、日本農業経営大学校特別講師を務め、各方面での講演活動も積極的にこなされています。

元氣米の成長ブログ「おさだ農場 元氣米通信」//ameblo.jp/osada-farm

 

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