“もうひとつの選択肢”として、ガーデニアカラーを取り入れることにしました。
全く染めていない白髪で、美しい色彩のお洋服を着こなす熟年女性を見かけると、きっと凛とした生き方をされている方なのだろうなと、外見だけでなく内面にまでほのかな憧れを感じます。
でも実際の私は、30代半ばから目立ち始めたこの白髪を、10年以上経った今でもそのまま受け入れることができずにいます。
髪を染めることで若く見られる、自分に自信が持てる、人前に出ることが苦にならない、というのが正直なところ。まだまだ「悪あがき」の自分がいます。
2カ月に1回程度、美容院で髪を染めています。幸い、私はケミカルなものにさほど反応する体質ではないので、問題なくきれいに白髪は染まります。
でも髪はすぐに伸び、2~3週間もすると根本の白髪が目立ち始めるので、それを隠すために 市販の「ヘアカラー」を自宅で使っていました。
しかし、1剤・2剤を使う「ヘアカラー」は、”力ずくで色をつけている”という感じで、地肌に刺激を感じたり、ツンとする臭いが気になったり…。
それを何度も続けているうちに髪の傷みやパサツキが気になりはじめました。ギシギシするので、『神秘の水・夢』を振りかけたり、お値段のはるトリートメントやヘアパックでその都度ケアをしたり…。
「何とかならないものかしら」と思っていた時、[ゆの里]の重岡専務から『月のしずく』を使ったシャンプーやせっけんなどの商品開発をしている化粧品メーカー[(株)ヘアテック・ジャパン]の中田社長をご紹介いただきました。
中田社長の妹さんが美容院での「ヘアカラー」でかぶれ、辛い思いをされたのを目の当たりにし、「地肌に触っても安心なものを作ろう」と決心されたことが、この『ガーデニアカラー』の開発のきっかけだそうです。
“肌にやさしく染色の効果のあるもの”をとあらゆる植物性の色素を研究する中、たどり着いたのが「くちなし」の色素でした。さらに「くちなし」には保湿成分が含まれているので髪に潤いも与えらるというメリットも。
“人・自然・環境にもやさしいモノづくりを追求しつづけていく”ことをモットーに作られたので、刺激の強い有機溶剤も使っていません。実際に中田社長にお会いして、「この方のお作りになるものなら、ウソがない」と確信できました。
ガーデニアカラーで白髪隠しまショー
堀場的、効果的な使い方をご紹介します。
なるべくキレイに隠したいから3日間連続でやってみまショー
ガーデニアカラーは徐々に色をのせていくものなので、ほかの染毛料のように1回ではしっかり染まりません。
でも、ポイントを抑え、3日連続で使えば、効果的に染められます。
用意するもの
- ●お好みの色のガーデニアカラー
- ●ヘアキャップまたはラップ
- ●ドライヤー
- ●シャンプー
- ●色がついても大丈夫なタオル
1日目
-
準備します。
色がついてもいい前開きの服に着替え、髪を軽くとかしておきます。
髪は整髪料がついていない、乾いた状態の「素髪」で。ガーデニアカラーは衣服に付くと落ちなくなるのでご注意を! -
手に取ります。
ガーデニアカラーを手のひらに適量とります。
【使用量の目安】
●ショート40g
●ミディアム60g
●ロング80g
素手が気になる方は、手袋をしてね。 -
塗ります。
指先で根元→毛先の順に、もみ込むように塗布します。
肌に優しい材料を使っているから、地肌についても大丈夫♪
生え際までモミモミ! -
放置します。
「しっかり」の時は約30分。そのまま放置します。
塗布後、ラップやシャワーキャップなどで包み、温めると効果的。室温が低いときは、長め(最長60分)放置か、ラップやシャワーキャップの上からドライヤーで温めて。 -
すすぎます。
お湯の色が透明になるまですすぎ、シャンプーで洗い流します。
トリートメント効果があるので、リンスはお好みで -
乾かします。
色がついても大丈夫なタオルで拭いたあと、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。
染めたては色落ちすることがあります。
寝るときには、タオルなどで枕を覆っておきましょう。
2~3日目
1日目のステップを繰り返します。
刺激が少ないので3日連続でも平気です!
トリートメント効果で髪もツヤツヤ♪
アフターケア
集中ケア後は、1週間に1~2回の頻度でご使用いただくと、伸びてきた生え際の白髪も自然にケアできます。
※2日に1回でもOK。トリートメントがわりにもなります。
ガーデニアカラーは肌にも環境にも優しい白髪染め
手袋をすることなく直接手で扱える手軽さ。
一番つけたい生え際にもつけられる嬉しさ。
地肌にべっとりとつけても肌にストレスがかからない安心さ。
ツンと鼻に付くカラー独特の臭いもなく、フローラルのいい匂い。
どれも満足のいくものです。
ただ正直に申し上げると、「ヘアカラー」のように”短時間ですっかり白髪が染まる”とういうものではありません。
“使うごとにゆっくりと自然に染まる”ものです。
個人差にもよりますが、私の場合は、1回の使用だと目立たなくなる程度で、3回目で生え際の白髪が分からなくなりました。
これなら充分、美容院での「ヘアカラーの回数」も減らせそうです。
何より、『ガーデニアカラー』は”カラートリートメント”というだけあって、痛んだ髪を補修しながら色をつけてくれるので、回を重ねるごとに、パサパサだった髪に艶がよみがえり、染めた後の指どおりがすごく良くなります。
髪をいたわりながら、艶やかな仕上がりをもたらす素手で触れる肌にも環境にも優しい白髪染め。
もうひとつの選択として、この『ガーデニアカラー』を取り入れてみてはいかがでしょうか。
なお、『ガーデニアカラー』は「美容院専用品」。
一般店舗での販売はしていないのですが、[ゆの里]からのご縁で今回プロ・アクティブからもご紹介させていただいています。
白髪でお悩みの方に少しでもお役にたてれば幸いです。
(スタッフ堀場)