プロアクオリジナル米「元氣米」の田植えに、石川県小松市のおさだ農場の田んぼへ、プロ・アクティブスタッフが行ってきました。
ドキドキ初体験
雨が降っています。梅雨ですからね、当たり前のことですね。
でも、その当たり前のことが、ありがたいことだと思える今日この頃。
・・・と言うのも、先日石川県小松市のおさだ農場の田んぼへ、プロアクオリジナル米「元氣米」の田植えに行って来たから。
天から降る雨が、あの田んぼに落ちて、自分の植えた苗たちを育んでいるかと思うと、まさに恵みの雨に思えます。
「元氣米」の田植えも今年で3年目。
代表のガッツさんは毎年参加。私たちスタッフは初めてでした。自分たちの食べているお米、その稲を育てる、長田さんのご苦労に触れる、という目的ももちろんありました。
が、2年連続で田植えをしたガッツさんが熱く語る『田植えセラピー』の効能。
これを我が身で確かめたいという思いもありました。
私にとっては、泥の田んぼに裸足で入るのは初めての体験。
都会っ子で、土も虫も、苦手です。田植えがセラピーになるどころか、ストレスになりそう・・・。
勇気を出して、田んぼに入ってみて、びっくりでした。
田んぼって、あたたかい。5本の足指をしっかり広げて立つと、指の間から柔らかく細かい泥がぐにゅ~っと上がってきます。それが気持ちいいのなんのって!
まるで地球に足を突っ込んでる!?
田植えセラピー?ヒーリング?
普段アスファルトやコンクリートの上しか歩かない私は体に溜まった「いけないもの」がアースできない状態でずっと毎日暮らしているのかもしれません。
裸足で田んぼに入って無心で苗を植える、それだけでその「いけないもの」が足裏からすぅっと放たれていくようでした。
水の中にずっといたのに、田植えを終えた後、足が冷えるということもまったくなくて、かえってぽかぽかと温かくて、心地よさが夜までずっと続きました。
ストレスで硬くなった心と体を癒すには、自然と触れ合うのが一番。『田植えヒーリング』さらには『田植えセラピー』というガッツさんの真意がよくわかりました。
これこそ、体験学習です。
ほかでは味わえない体験
でも、『田植えセラピー』ができるのは、長田さんの田んぼだから。
田んぼに足を入れた瞬間、暖かさを感じるのは、土と水が生きているからです。
長田さんの田んぼの中には微生物がいっぱい。だから泥の中に足を入れると、大きな泡がぶくぶくたちます。
長田さんの田んぼ
農薬を使っている田んぼ
そして足を抜くとすっと泥が上がってきてあっという間に足跡が消えて元どおりに。有機栽培で農薬を使っていない、豊かな土だからこそなんですって。(特別にお隣の農薬を使っているお隣の田んぼにも入らせてもらいましたが、そちらは、水は冷たくて、土も固くて、一歩足を入れたら、なかなかその足跡が消えませんでしたよ)
自然と農家の方に感謝!
命が循環している土だから、人を癒す力も大きいのかな? 今回の田植えツアーは、長田さんのお手伝いどころか、かえって邪魔をした本当に物見遊山に過ぎないかもしれません。
でも、田んぼに触れたことで、農家の方のご苦労と自然に感謝する気持ちが、強くなりました。
あの苗たちが秋の稲刈りまで無事に育ちますように。
(スタッフ堀場)