毛髪のよくあるご質問集です。
はい、洗髪は毎日するのがおすすめです。抜け毛の原因の一つとして、頭皮の不潔によるものがあります。抜け毛を気にするあまり、2日か3日に1度しか洗髪しない方がいますが、それは逆効果で、毛髪や頭皮に汚れや余分な皮脂がたまり、そこに雑菌も繁殖しやすくなり、脱毛に繋がります。1日に何度も洗う必要はありませんが、1日に1回程度は洗いましょう。
界面活性剤すべてが悪いわけではなく、さまざまなシャンプーが販売される中でも、硫酸塩系の界面活性剤など刺激の強いものを避け、低刺激なアミノ酸系洗浄成分を使用したシャンプーを選ぶとよいでしょう。そして、シャンプーやトリートメント後のすすぎを十分に行い、頭皮に界面活性剤を残留させないことが最も大切です。
トリートメント・コンディショナー・リンスには、特別な規格・基準などはありません。メーカーによって、油分の量や使用方法などで名称をつけているのが実情です。
はい、頭皮の乾燥は抜け毛につながる場合があります。乾燥すると頭皮のバリア機能が低下し、刺激の原因となる物質が頭皮内部に入りやすくなります。その結果炎症を起こし、抜け毛につながる可能性があります。
加齢によって毛髪が薄くなると、頭皮表面が固くなる場合が多いです。これは真皮層のコラーゲン線維が影響し、頭皮の柔軟性がなくなるのが理由です。また、毛髪が薄くなることで頭皮が紫外線の影響を受けやすくなります。加齢によって変化しつつある頭皮は、まず保湿、そしてマッサージで血流を整え、柔軟に保つことが大切です。頭皮を保湿し血流を促進する髪萌薬用育毛エッセンスでケアを欠かさず行いましょう。
シャンプーで洗浄することで皮膚表面の常在菌の多くは洗い流されてしまいますが、毛穴や頭皮のキメなどには残っていると考えられます。皮膚常在菌は、悪いものばかりではなく、皮膚表面を弱酸性に保ち、他の菌群の増殖を抑制する、いわゆる善玉菌のはたらきを持つものがいます。シャンプー時間は、汚れや余分な皮脂を洗い流す程度にして、むやみに長時間洗うのはやめましょう。
ビタミンには水溶性(C,B6等)と脂溶性(A,E等)があります。ヒトの肌の最外層である角質にはバリア機能があり、水分を内部に浸透させません。このバリア機能のため、水溶性ビタミンは肌の奥には浸透しませんが、脂溶性ビタミンは肌からも吸収されます。脂溶性ビタミンを含む油(脂)はアルコールを含まない化粧水類には溶けないため、配合できません。水溶性ビタミンも、脂溶性ビタミンも、毛穴奥の毛乳頭細胞に届くことはほとんどないと考えられています。
シリコンは、毛髪のもつれを防ぐため、2000年頃からシャンプーに配合されるようになりました。配合されるシリコン量はわずかなもので、シャンプーは洗い流してしまうため、頭皮にはほとんど残りません。トリートメント剤や整髪剤に配合されたシリコンは毛髪や頭皮に残る可能性がありますが、シリコンは非常に粒子が細かいことから、毛穴を詰まらせたりするようなことはありません。また、シリコン自体が調理器具に使われるほど安全性の高い素材なので、頭皮への悪影響はありません。
円形脱毛症は、ストレスなどをきっかけに発症することが多いといわれる、自己免疫疾患のひとつです。原因となる疾患が改善しないと、毛髪の状態も改善しにくいといえます。医療機関から処方された飲み薬と『髪萌薬用育毛エッセンス』を併用するのは問題ありませんが、念のため、主治医に相談の上ご使用になられることをおすすめします。また、『髪萌薬用育毛エッセンス』と頭皮への塗り薬との併用はお避けください。
ケラチンというタンパク質です。18種類のアミノ酸で作られたポリペプチドで、一番多く含まれているのがシスチン(14~18%)です。
日本人の平均は0.07~0.08mmです。ちなみに欧米人は0.05~0.055mm、メキシコ人は0.065~0.07㎜、フィリピン人は0.07~0.075㎜です。
男性で2~5年、女性は4~6年です。ちなみに眉毛は8週です。
一日平均約0.4㎜伸びると言われております。気温が高くなる4月頃から髪の伸びは早くなり、7、8月がピークで、それ以降はだんだん遅くなります。日本人では男性が20歳前後で髪の毛の成長速度が遅くなり、女性は30歳以降に遅くなります。
抜け毛は多少変動はあるものの、基本的にはほぼ同本数です。毛髪は10万本、ヘアサイクルを4年と仮定し、単純計算すると、100,000÷4÷365⇒1日68本抜けるということになります。
毛髪に限らず毛は皮膚に対して垂直ではなく、斜めに生えます。大体24~50度です。
髪の毛の最盛期は、男性は17~20歳で25歳を過ぎると下降、女性は25歳頃が最盛期で30歳頃から下降していきます。これはホルモンに関係しているといわれます。
毛は植物のように茎が伸びるのではなく、毛球の毛母細胞が細胞分裂しながら毛を作り、根元から押し上げるように伸びます。
副交感神経の作用が活発になると血管が拡張して血流は良くなり、水分・栄養をより供給するので、夜の方が伸びるのが早くなると考えられます。