人参ジュースの産地を訪ねて

人参ジュースの産地を訪ねて

人参ジュースの産地を訪ねて(さんぶ野菜ネットワーク)
プロ・アクティブで自信をもってお勧めしている人参ジュース。
その人参ジュースの原料産地のひとつである「さんぶ野菜ネットワーク」さんを訪ねました。

作る人も、食べる人も、安心・安全な食べ物を作る

千葉県山武市は気候や土壌が人参に適し、美味しい人参が採れるということで国の人参指定産地にもなっている緑豊かな地域。
その山武市で1988年に有機部会として発足したのが現在の農事組合法人「さんぶネットワーク」です。生産者のひとりである槍木(うつぎ)さんに有機栽培の始まったきっかけをお聞きしました。

20年ほど前、自分がまだ高校生の頃に父親が有機栽培を始めました。
20年前といえば有機栽培をする農家は変わり者扱いされるような時代です。
当然ですが、それまでは従来どおりの慣行栽培(農薬や化学肥料を使う一般的な農業)を行っていましたが、規模を拡大して同じ品目の野菜を作り続けた結果、連作障害が起こり始めました。

そのため病気や虫害がひどくなり、それを防ぐ為に使用する農薬もどんどん強くしていく。
そんなことを繰り返していたある年、ついにはその農薬さえも効かなくなり始めたのです。

これではいけない、とそのとき数名の農家の方々が有機栽培に切り替え始めたのが始まりです。

『作る人も食べる人も安心・安全な食べ物を作る』をスローガンに、現在では52名の生産者が100品目以上の様々な野菜を無農薬で安全な有機栽培で生産しています。

野菜指定産地とは

野菜指定産地は、野菜生産出荷安定法(昭和41年7月1日法律第103号)に基づいて、指定野菜の生産・出荷の近代化を進め、その安定を図るため、指定野菜の集団産地として育成していく必要があると認められる産地が都道府県知事の申し出を受け、農林水産大臣により指定されたものです。

なお、一度指定された野菜指定産地でも、生産・出荷、その他経済事情の変動等によって必要と認められた場合には、区域を変更、あるいは指定産地の要件を欠くようになった場合には、指定を解除することになっています。

さんぶ野菜ネットワーク《基本理念》

  1. 土壌消毒剤・除草剤を使用しない。
  2. 化学肥料を使わず、堆肥・緑肥作物による土作りを重視する。
  3. 特定の品目に偏らない作付けをし、輪作体系を重視する。
  4. 取り組む耕地を明確に特定し、登録する。
  5. 「いのち」に直結した食べ物を供給することを常に意識し、消費者と顔の見える関係作りを目指す。

愛情をかけて大切に育てた野菜だからこそ美味しい

さんぶネットワークの花見さん:植物とは不思議なもので、1本だけ育ててもあまり成長してくれません。
逆にほどよい間隔でまわりに仲間が多くいると、頑張って成長しなければと思うのか、成長もよいのです。
そして、雑草や虫の除去なども手作業で愛情を込めて行うと美味しい野菜になります。
ですから、私たちがお届けする野菜は、ただの無農薬有機栽培というだけではありません。
植物も動物や人間と一緒です。
愛情をかけて大切に育てた野菜だからこそ美味しくなるのです。

フルーツのように甘い人参

実際に生産者のひとりである槍木(うつぎ)さんの畑にお邪魔して、生の人参を丸かじりしてみてビックリしました!

とにかく今まで食べていた人参とは比べ物にならないほど甘い!!
とても生の、しかも皮付きの人参を食べているとは思えない美味しさです。

「冬の人参のほうがもっと甘くて美味しいよ」と槍木さん。

これ以上、甘くて美味しい人参っていったいどれほどの美味しさなのでしょう。

人参ジュースはそんな最高に甘くて美味しい人参を原料にして作られています。

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