月経痛(生理痛)・月経周期・PMS(月経前症候群)・更年期障害・冷えなど、女性には女性特有の悩みが多々あり、人によってお悩みの度合いはさまざまです。
軽い不快感を感じるだけで済む場合や、病気ではないのに体感が非常につらい場合、また子宮内膜症や子宮筋腫など治療の必要な病気という場合もあります。
今回は、婦人科や検診を受診しても病気ではなかったけれど体感がつらい、そんな悩みと上手につきあっていく対策をご紹介します。
まず温めることから始めよう
女性につきものの「冷え」。
特に月経前は冷えを自覚する人が多くなります。
月経前は妊娠に向けての準備期間。女性ホルモンの働きで、体温が上昇し、水分を溜め込んでめぐりが悪くなる時期です。
身体の中心部の体温を末端まで届ける力が弱いので、体温と外気温の差を感じやすくなり、いつもに増して冷えを感じやすくなります。
<冷え対策1>入浴
体温より少し高いくらいの、ぬるめのお湯に浸かってリラックス。
全身の血管が拡がり、すみずみまで血流がめぐるのをイメージしながら、軽く発汗するまでゆっくりとお湯に浸かります。全身が温まるのはもちろん、むくみやだるさが軽減される効果も。
身体の中心部と末端の体温の差がなくなるとぐっすり眠れるようになって、一石二鳥です。
<冷え対策2>深呼吸(大きな筋肉をしっかり動かす)
仕事中や出先でも簡単にできる冷え対策は、深呼吸です。
息をゆっくりと限界まで吸い込んでから、ゆっくり吐き出す、それを10回繰り返します。
呼吸筋・腹筋は大きな筋肉なので、意識してしっかり動かすことで、血流改善に役立ち、手足がポカポカしてきます。
早く激しくすると過呼吸となるので、ゆっくりと深呼吸するのがコツです。
<冷え対策3>習慣でふくらはぎを鍛える
駅のホームや信号待ちなど、わずかな時間で習慣化できる運動で、冷え対策をしましょう。
足を肩幅に開き、ゆっくり3秒ほどかけてかかとを上げてつま先立ちになり、また3秒ほどかけてかかとを下ろします。この運動10回ほど繰り返すことで、ふくらはぎの筋肉が鍛えられ、ポンプの働きが強まります。
足先は心臓より下にあり、重力で血液が滞留しやすい構造になっています。
ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」といわれ、下半身に溜まった血液を押し戻すポンプのような働きをしています。下半身に溜まった血液を戻すことができれば、新しい血が心臓から送られてきます。
<冷え対策4>温熱効果のある衣類を使う
衣類で保温というと冬物衣類を思い浮かべがちですが、オールシーズン、夏でも冷える女性にとっては、厚着をするより、温熱効果のあるインナー類・布ナプキン・パーツを温めるウォーマーなどを活用するのが効果的。
ぜひ活用したいのが、竹繊維でできた『TAKEFU(竹布)』です。
竹繊維のもつ温熱効果で、肌に直接ふれるとポカポカと温まり、厚着をしなくても冷え対策ができるんです。
TAKEFUの温熱効果は、肌感覚からきています。目をつぶって竹繊維の綿を手のひらに載せると、載せた感触がないのに、手のひらが暖かくなることに気づきます。竹繊維の感触にリラックスして、血流が促され、自分の体温で温もりを感じるのです。
その竹繊維で織り上げた『TAKEFU』は、“癒しの布”といわれるほど優しく柔らかな感触。気になる冷えやつらさを柔らかく包んで癒し、ポカポカと温めてくれます。
特に注目されているのが『TAKEFUナプキン』、竹布の布ナプキンです。
竹は農薬や肥料を必要とせず育つので、竹繊維は農薬残留の心配がありません。デリケートな粘膜に直接触れるナプキンだからこそ、とても大切なポイントですね。
また、竹繊維のもつ天然の抗菌作用で、布ナプキン使用中のニオイや、洗濯までの間の雑菌が気にならないのも嬉しいポイント。
そして吸汗性にすぐれムレないので、市販のケミカルナプキンを使用した場合によくあるかゆみ・かぶれなどの悩みとも無縁。
温め効果だけではないメリットが『TAKEFUナプキン』にはあるのです。
隠れ貧血・鉄分不足には、積極的な鉄分補給を
女性は月経のたびに鉄分を失うため、鉄分不足になりがちです。
鉄分が不足すると、血液が酸素を運ぶ力が弱まり、全身が酸欠状態となります。エネルギーを生み出す力が弱く、体力不足となり、手足が冷える・ダルさや眠気を強く感じる・太りやすい(代謝が落ちる)などの症状が現れます。
鉄分不足の症状と同時に、月経にまつわる不快な症状や更年期障害が重なると、相乗効果的に体調の悪さが増幅されてしまいます。積極的に鉄分を摂りましょう。
<鉄分不足対策1>鉄分の豊富な食材を摂る
鉄分が豊富といわれるほうれん草やプルーンですが、実は植物性の食材は鉄分の吸収率が低く、動物性の食材の方が鉄分の吸収率が上がります。豚・鶏・牛のレバー、赤身の肉類、アサリなどの魚貝類は、鉄分が豊富です。
とはいえ、毎日の食事だけで鉄分補給するのは難しい・・・病院で鉄剤を処方してもらうこともできますが、その前にサプリメントを試してみるのも一案です。
<鉄分不足対策2>サプリメントを摂る
鉄分補給にはサプリメントが効果的。
錠剤タイプの鉄分サプリメントが多い中、おすすめは、胃腸に優しく吸収されやすいドリンクタイプの『フローラディクス』です。
生産国ドイツを中心に、ヨーロッパでは鉄欠乏性貧血で病院を受診すると、まず『フローラディクス』が処方されるほど、医療機関からの信頼も厚いサプリメントです。
『フローラディクス』には鉄分のほかに、赤血球の形成や皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素、ビタミンB群も配合されています。『フローラディクス』を飲むと、疲れにくい・冷えづらいなどの実感があるという声が愛用者から聞かれます。
(フローラディクスは販売終了しました)
身体の中に溜まりがちな有害物質や老廃物を洗い流す
重金属や食品添加物、皮膚からも吸収する有害物質、そして自然な代謝とともに身体の中に発生する老廃物。身体の中に溜め込んでしまうと、身体の不調を誘発したり、増幅したりしてしまいます。意識して「洗い流す」デトックスにも取り組みましょう。
<洗い流す健康法1>界面活性力の高い天然水を摂る
世の中に数多くある天然水(ミネラルウォーター)にも、さまざまな機能性をもつものがあります。「界面活性力」といって、ものを溶かし込む力の強い天然水を摂ると、体の中の老廃物を溶かして洗い流せるといわれています。
特に「ミネラルウォーター完全ガイド(理学博士 松下和弘著)」で「界面活性力が高い」と評価されたのが『月のしずく』という天然水です。毎日のお茶やコーヒーのうち1杯だけでもまず天然水をそのまま飲むようにしてみましょう。
<洗い流す健康法2>ハーブティーでもっと積極的に排出
ハーブ(有用植物)の効果を研究し、相乗効果を求めてブレンドされたハーブティーが販売されています。中でもおすすめなのは『フローエッセンス+』です。
アメリカ先住民族「オジブア族」は、数千年にわたり、怪我や病気をハーブ’(有用植物)で治してきました。その伝統製法を受け継いで作られたのが『フローエッセンス+』のレシピです。
すでに煮出した状態でボトル詰めされた『フローエッセンス+』を、毎日ぬるま湯で希釈して飲むだけの簡単さで、排出を促すハーブティーを摂ることができます。
『フローエッセンス+』は、生産国カナダの健康雑誌「Alive」で最優秀健康食品賞を受賞した実績もあり、「洗い流す健康法」として多くの人に愛用されています。
毎日の習慣で、女性の悩みを軽減・改善
女性の悩みは10代頃から始まり、変化しながらずっと続いていくものです。
悩みを放置せず、できることから対策することで悩みが軽減・改善されれば、体調・体質も変わっていくことでしょう。ひいては人生が少し楽に、生きやすくなるかもしれません。
毎日の生活に楽に取り入れられそうな対策から、やってみませんか?