オイルの種類と違い

オイルの種類と違い

内臓脂肪とかメタボリックシンドロームと聞くと、まずは「油を控えよう」と思うはず。
ところが、脂質栄養学の世界的な権威であるウド博士によると、「油の摂取量をやみくもに控えるより、身体に良い油を適量摂った方がいい」 とのこと!

身体に良い油を積極的に摂ることで、体内の悪い油と置き換わり、
洗い流すような感覚で排出してくれるのです。
私たちが常識だと思っていた「油は身体に悪いもの」という意識、どうやら変えた方がいいみたいです。

「身体に良い油」ってなんでしょう?

食用になる油脂の中には、さまざまな種類があります。

飽和脂肪酸 体内で作り出すことができるので、たくさん食べる必要はありません。
一価(単価)不飽和脂肪酸
必須脂肪酸 身体の中で作り出すことができず、健康を保つために摂取が必要な脂肪酸。
「オメガ3」「オメガ6」のカテゴリに分けられます。

オイルと脂肪酸について詳しくはこちら

2005年から厚生労働省の「食事摂取基準」にも、「オメガ3」「オメガ6」という言葉が登場しました。
厚生労働省も「オメガ3」と「オメガ6」を意識するようになったのですね。
この「食事摂取基準」では、「オメガ3」の脂肪酸の摂取量は「目標量」で記されています。
しかし「オメガ6」の脂肪酸の摂取量は「目安量」で記されています。

  オメガ3 オメガ6
男性 目標量 2.6g以上 目安量 11g
女性 目標量 2.2g以上 目安量 9.5g

「オメガ3」はα-リノレン酸という脂肪酸ですで、それを含む食品がそんなに多くないことと、非常に繊細で敏感な脂肪酸なので、劣化・酸化しやすく流通や保管が難しいなどの理由により、「目標」となる摂取量があるくらい、意識して摂取しないと十分摂ることができません。

「オメガ6」はリノール酸という脂肪酸で、パンやマヨネーズなど、身近な食品にもともと含まれていたり、揚げ油やサラダ油に多く含まれていることもあり、いわゆる洋食や揚げ物類を食べると「摂りすぎ」となってしまいがちです。
オメガ6の摂取量は「目安」となっています。
要するに「摂取はこの目安程度にしておきなさいよ」ということですね。

オメガ3だけを摂れば良いのでしょうか?

さて、オメガ3(α-リノレン酸)を含む食品は「そんなに多くない」と書きましたが、最近話題の「エゴマ油」や「亜麻仁油(フラックスオイル)」には、α-リノレン酸は豊富に含まれています。

では、「エゴマ油」や「亜麻仁油(フラックスオイル)」だけを摂取すればよいのでしょうか?
スーパーなどの小売店でも売っていますし、健康食品を扱う店頭でも手に入ります。
しかし、完全温度管理され、遮光ボトルに詰められたエゴマ油はなかなかありません。

非常に繊細で敏感な脂肪酸であるα-リノレン酸は、できるだけ冷蔵(冷凍)で、箱に入れてさらに遮光ボトルを使用する気遣いを必要とします。

さらに、ウド博士は長年の研究により、単体のオイルではなく「オメガ3とオメガ6を理想のバランスで摂ることに意味がある」として、オメガ3:オメガ6=2:1で摂取するのが最も身体に良いと提唱しています。

その理想のバランスにするために、最適な比率となるよう、オイルをブレンドしているのです。
ウドズオイルブレンドに含まれている原材料は、以下のものになります。

  • 亜麻仁
  • ひまわり
  • 胡麻
  • 米胚芽
  • 米ふすま
  • オーツ麦胚芽
  • オーツ麦ふすま
  • ココナッツオイル
  • 月見草油
  • 大豆レシチン
  • ビタミンE

オメガ3・6の比率だけではなく、原材料たちのフレッシュな栄養素をそれぞれ残したまま、ボトルに詰められているので、単一オイルを摂取するのより更にさまざまな栄養素と風味を味わうことができます。

よく「1日30品目の食品を摂ることで健康に」と聞きますが、やはり、単一の食品で必要カロリーさえ摂取すればよいのではなく、多くの食品を摂ることで、微量元素やビタミン・ミネラルもバランスよく摂取できるということなのですね。

ウドズオイルブレンドは、多様な種子の多様な栄養素をフレッシュなまま残し、オメガ3・6のバランスを理想的に保つため、わざわざブレンドされているのです。

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