「ゆの里」に湧き出るお水を守り、世の中のために流し続けていく
温泉施設の開業以来25年、「ゆの里」を訪れると、母の寿美子社長の傍らで、どんな時も穏やかな微笑みを絶やさず、一人一人、丁寧に分かりやすくお水についてお話をしてくださる重岡昌吾さんがいらっしゃいます。
評判が評判を呼び、「ゆの里」には全国からアトピーなど体の不具合を抱えられた方や心の癒しを求める方が多く訪れます。
その方々の治癒へ至る体験や代替医療関係者からの声。
高野山の麓という地理的特長から自然と集って来る、スピリチュアルな方々からの啓示とも言える言葉の数々。
そして近年では、農業を通じた高知大学や神戸大学などとの産学協同研究。さらには世界的な水の研究を専門にしている科学者たちからの最先端の学術情報などなど。
「ゆの里」に集まってくる情報からは、「水」を通して、「いのち」や「宇宙」の成り立ちまで読み取る可能性を秘めています。
そんな様々な角度からの「水」についての貴重な情報が、昌吾さんの頭の中の引き出しにきちんと整理されて収納されています。
それをわかりやすく「ゆの里」にいらっしゃる湯治客や専門家に必要な情報を伝える「お水の伝道士」という役割も昌吾さんは担われています。
「ゆの里」に湧き出るお水を守り、世の中のために流し続けていく・・・。
「私たちはお水の番人です。やってくるものは拒まないけれど、自分たちから宣伝や広告をする必要はない。ただ、水が好むように守り手伝うだけです」
絶えず昌吾さんが口にするこのことばがすべてを物語っているように思います。
（株）シゲオカ 代表取締役
1987年高野山の麓、和歌山県橋本市神野々に天然温泉施設「ゆの里」が開業。
開業以来、「ゆの里」の水の番人、伝道士として母 重岡寿美子社長を支えながら今に至る。
弘法大師ゆかりの、人助けのお水とも評されている「月のしずく」のふるさと、天然温泉「ゆの里」。
